うつ病　うつ病は治る病気？

うつ病で困っている人がいると聞きまして調べてみました。
うつ病は治る病気と言われていますが・・・・。

うつ病の原因

うつ病で苦しんでいる人が多いとニュースで取り上げられていましたので、自分なりに調べてみました。そしてうつ病を調べているうちに私の認識や考え方が大きく変わってきたのです。うつ病を調べるまではうつ病はストレスが原因の心の病気だと思い込んでいたのです。

うつ病は体内部の病気だということを初めて知ったのです。うつ病に罹る前にはストレスがあり、このストレスがセロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の働きが悪くなり、うつ病が起きるのですね。
もちろん私はうつ病の原因であるセロトニンやノルアドレナリンのことについて詳しくしりませんが、セロトニンやノルアドレナリンは意欲や活力などを伝達する働きをしているために、この働きが悪くなるとうつ病の症状があらわれらしいですね。

うつ病を治すにはセロトニンやノルアドレナリンの働きを良くしてあげれば、うつ病が治るということです。しかもうつ病の治療は簡単で服薬によってうつ病患者の８割以上の人が２～３週間で回復に向かうとのことです。
私の知っている範囲ではもっと苦しんでいる人がいるような気がするのですが。

うつ病の症状

うつ病の症状としては大きく２種類に分けられるようですね。うつ病の症状の「抑うつ気分」とは気分が落ち込み何をしても気分が晴れず、空虚感や悲しみがある。うつ病の次の症状としては「興味・喜びの喪失」でいままでには楽しめていたことであっても楽しくならず、感情が麻痺した症状とのことです。

うつ病が進行していくと「自分には何の価値もないという無価値感」や「自殺念慮・希死念慮」の症状があらわれ、うつ病を反復する人では自殺率が１０％とも言われていますね。
私がうつ病によって苦しんでいることを知るのは、この自殺が起こったときにニュースで知るのでしょうね。しかもうつ病による自殺の中のほんの一部なんでしょうが。

医師は「うつ病は治る病気」と言いますよね。風邪をひけば内科で、ケガをすれば外科で受診するような感覚でうつ病も精神科などで受診してくださいとネット上にも書かれていました。しかし真面目な人ほどうつ病にかかり、病院に行かずに何とか頑張って自分で治そうとするのではないでしょうか。

うつ病の治療のポイント

うつ病の治療のポイントは休養と服薬といわれますが、うつ病の服薬は医師に任せるとして休養の方法が問題になってきますね。

うつ病がいくら心の病気ではなく、脳からの分泌が働いていないと言われても頭ではうつ病を理解できても心から納得はできていない場合が多いのではないでしょうか。

うつ病の患者さん本人が納得できていないのですから、うつ病患者の周囲の人はさらに理解できていないと思います。そこでうつ病の方がいる家庭ではまずうつ病について勉強してください。インターネットいくらでもうつ病について勉強できますので。そしてうつ病への理解を深めることが第一です。

うつ病の患者さんに休養をとらせるためには

　●「頑張って」と言わない
　●考えや判断を求めない
　●外出や運動を無理にすすめない
　●受診するときには一緒に行く
　●根気を持つ
　●最後にうつ病の周りの人が倒れないようにアドバイスをもらえる人をみつけておく

とは言っても、うつ病の人が家族にいると経済的あるいは精神的に大変だと思います。軽いうつ病であれば２～３週間で治るともいわれますが、現実には数年いや１０年以上うつ病で苦しんでいる家族もいるのです。

気休めにしかならないかもしれませんが、うつ病としばらくお付き合いをするという気楽な気持を周囲の方は持っていただけるといいかもしれませんね。
たとえば地震などの天災が起こったときに、うつむく人は立ち直りが遅いそうで、「よっし、やり直しだ」と思える人は早く立ち直るそうです。ちょうどこの真ん中ぐらいでうつ病と対決するのではなく、肩を組んでみようという気持を持つことも一つの方法ではないでしょうか。

うつ病は治る病気？	うつ病の予防	うつ病患者の現状	うつ病患者との接し方
うつ病を考える